何らかの障害を持たれた患者様が、再び住み慣れた地域でいきいきと暮らせるように、そして自宅で見慣れた景色を眺めながら安心して暮らせるように・・・。
 私たちリハビリテーションスタッフはそれぞれの専門的立場から定期的に評価を行い情報を他のスタッフとも共有・検討しながら、患者様や御家族のニーズに応じて全力でアプローチします。
 もし自分の家族であったら・・・という気持ちを抱きながら患者様1人ひとりの心に残るリハビリテーション治療を心がけています。
リハビリテーションセンター チーフセラピスト
 藤沢 美由紀
 



・理学療法士(PT)・・・15名(内2名は回復期リハビリテーション病棟専従)
・作業療法士(OT)・・・11名(内2名は回復期リハビリテーション病棟専従)
・言語聴覚士(ST)・・・ 3名



「リハビリテーション」は家庭復帰・社会復帰までのすべての過程を意味します。
当院における「リハビリテーション」では、一人一人の患者様に医師・看護師・理学療法士PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)・医療ソーシャルワーカー(MSW)から成るチームでかかわります。
情報を共有しそれぞれの職種の専門性をいかすことで、より迅速な家庭・社会への復帰を目指します。


リハビリテーションセンターでは、一人一人の患者様に必要に応じて理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)の担当がつきます。
月曜日〜土曜日、毎週お配りする時間予定表に沿って、各担当が20〜60分間の個別アプローチを行います。

・リハビリは、午前が8:3012:00、午後が13:3017:00で行っています。
・訓練時間以外にも、病棟スタッフ・家族との立ち上がり練習・歩行練習、また自主トレーニングなど、積極的に取り入れています。
・訓練時はセラピストによる送迎を行い、歩行や車椅子駆動等の移動練習を実施しています。



 入院中の一人ひとりの患者様について、医師・看護師・理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)・医療ソーシャルワーカー(MSW)が集まって話し合い、共通の認識・目標を持って援助します。



外来でのPT・OT・STも行っています。ご相談ください。




リハビリテーションセンターには、次のような認定資格取得者が勤務しています。

ケアマネージャー(2名)

福祉住環境コーディネーター(5名)
福祉用具プランナー(2名)


  理学療法   PT
PT(Physical therapy)
 理学療法とは、病気・怪我・寝たきりなどによって身体が不自由になった人に対し、身体と心の両面から機能回復・維持を図る医療の一つです。実際には、運動療法や温熱・牽引・低周波などを用いた物理療法などを通じて、基本的な日常生活動作(起きる・座る・立つなど)・歩行などの運動機能を高め、患者様の家庭や社会への復帰を援助しています。

 治療の経過やその時々の状態をカンファレンスなどを通じ、医師・看護師・介護士・MSW・OT・STら他部門と共有し、家庭・社会復帰に向けて、より良いアプローチができるように努めています。また、少しでも効果的なアプローチができるよう、スタッフ一同、知識・技術の向上に努めています。

当院の理学療法について
病気や怪我で身体に障害を受けた方に対し、主に「運動療法」と「物理療法」を用いて、起きる・座る・立つ・歩くといった基本的な動作能力の改善を目指し治療を行っています。
運動療法 
 理学療法は、主にリハビリテーションセンターでの関節可動域運動・筋力強化運動・バランス練習・基本動作練習・歩行練習、階段やマット動作などの応用動作練習を中心に行っています。加えて、日常生活に即した動作獲得のため、病棟でのアプローチも積極的に取り入れています。
また、病棟スタッフ・家族への情報提供を行い、訓練時間以外でのリハビリも行っています。



物理療法 


 物理療法とは、温熱療法・寒冷療法・光線療法・電気刺激療法・水治療法・牽引療法があり、物理的な刺激を加える事によって疼痛を軽減させたり、血液の循環を促す作用があります。また、運動療法の前処置としても行っています。

 

  作業療法   OT
 病気やケガ、寝たきりなどによって生活上に不自由がある方々に対し、身体面だけではなく認知面、社会面なども含めて生活全般に対して治療していきます。
●1人1人に応じた日常生活動作訓練
 食事をはじめ着替え、トイレ、入浴等の訓練、指導を行います。また訓練室にて運動・認知機能に対し具体的作業を取り入れた訓練を行います。さらに、訓練室だけではなく看護、介護職員とも連携して、病棟での訓練、自主トレーニング指導も行います。

●生活を見据えた家事動作、職業復帰訓練

 実際の場面を想定して料理、洗濯、掃除の訓練や、職業復帰に必要な書字やパソコン操作等、あるいは趣味活動や公共交通機関の利用等の訓練を行います。

●家屋環境への介入

 退院後よりよく生活して頂くために、家屋訪問を行い家屋環境の評価、手すりの設置や福祉用具の利用をアドバイスします。

  言語療法   ST
 言語聴覚士(3名)【2007年1月1日現在】
 当院は平成11年開設時より、コミュニケーションや食べることに障害を持つ人々の言語や聴覚や摂食・嚥下の機能の獲得、回復、維持を支援し最終的に生活の質(QOL)を高めるためにリハビリテーション行なっています。また、機能そのものの獲得や回復が困難な場合には補助具や代償手段を用いた代償能力獲得のための訓練を行なったり家庭や学校、職場での社会的不利の軽減を図るため様々な助言や指導をさせていただいております。

言語療法に関るスタッフ:
   言語聴覚士、リハビリテーション科医師、看護師、
   ケースワーカー、管理栄養士、薬剤師、理学療法士、作業療法士


失語症へのリハビリテーション

失語症とは

脳の言葉の働きを司る部分があります。脳血管障害等によりその部分が障害を受けると言葉を理解したり、自分の気持ちや考えを言葉で表現したりすることが難しくなります。

訓練内容

患者様の症状・程度に合わせてたくさんの方法の中から最適な訓練方法を選び、実施します。


構音障害へのリハビリテーション

構音障害とは

脳血管障害や頭部外傷など、神経や筋に生じるさまざまな病変によって話すことに必要な機能が障害されることがあります。
呼吸や発声、共鳴、話すリズムなども障害され、聞き手に判りにくい発話となります。

訓練内容

発話能力の機能回復を図り、意思の疎通を改善するように指導します。


高次脳機能障害へのリハビリテーション

高次脳機能障害とは

見る,聴く,さわる,などの感覚から知る,わかる,注意する,覚える,考える,そして行うといった一連の活動を支える脳機能の障害を高次脳機能障害といいます。
高次脳機能障害の中には記憶,注意,認知などさまざまな種類の障害が含まれ,
社会生活,特に職業生活の上で重要な機能です。

訓練内容

患者様の症状・程度に合わせてたくさんの方法の中から最適な訓練方法を選び、実施します。


嚥下障害へのリハビリテーション

嚥下障害とは

水や食べ物が飲み込みにくくなったり、飲み込めても肺の方にいってしますようになることです。

訓練内容

食物を用いない基礎訓練(間接的嚥下訓練)、食物を用いる摂食訓練(直接的嚥下訓練)を行なっています。

検査

VF・VEをリハビリテーション科医師が実施し、言語聴覚士も参加し、食事内容や姿勢の検討などを行っています。




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