遷延性意識障害は現在の医学をもってしても治りにくいものです。そのため、意識を戻すための治療あるいは機能回復のためのリハビリテーションというよりは、いかに患者さん一人ひとりに対して専門的なきめ細かいケアを提供し、患者さん一人ひとりの人格が守られた人生をお送りいただくかということが重要になります。
職員は遷延性意識障害の患者さんに対しても意識のある方と同じように「頭の先からつま先まで」を合言葉に心を込めてケアさせていただいております。
また、患者さん一人ひとりに主治医として全身管理に習熟した内科医がつきます。