この活動は、もともと企業などが全社的品質管理の一環として進めてきたものであり、その理念は、企業の体質改善・発展に寄与する、人間性を尊重して生きがいのある明るい職場を作る、人間の能力を発揮し無限の可能性を引き出す、ところにあります。

倉リハの母体であります「社会医療法人 水和会」では全国の医療機関に先駆けて昭和62年(1987年)からこのQCサークル活動を開始し、倉リハでも平成11年(1999年)の開設以来この活動に精力的に取り組んできました。
職員が率先して身近な環境問題に着目して、職員自らが改善策を見出し、より快適な職場環境を構築していくというものです。
現在倉リハには各部署単位あるいは部署横断的に合計13のサークルが結成され積極的に活動しています。
快適な職場環境の構築は、即全てが患者さんの療養環境の改善につながるところにこの活動の意義があります。
こうしたQCサークル活動の取り組みは、地区選抜大会、中四国大会、全国大会などで発表し、さまざまな賞を受賞しています。
中でも平成15年(2003年)の全国大会では全国最高栄誉賞を獲得しました。倉リハのQCサークル活動が全国的レベルである事を証明しています。
今後もQCサークル活動を通じて患者さんの療養環境の一層の改善に向けて頑張っていきます。