Q&A

病院について

どのような病院ですか?

急性期での治療を終え、その後のリハビリ継続が必要な患者さんに対してリハビリテーションを専門に行う専門病院です。

リハビリ施設は整っていますか?

広々とした2つのリハビリテーションセンターを有し、機能回復を促進する機器を取り揃えています。
さらに当院の特徴のひとつとして、広い敷地を利用した屋外リハビリコース「倉リハ小道」があります。
屋外での歩行練習にはうってつけのコースです。
四季の花々を眺めながら、また、新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んで気持ちよく歩行練習をしていただけます。

入院するには
どうしたらいいですか?

入院患者さんのほとんどが発症後最初に治療を受けられた急性期病院からの紹介です。急性期病院の主治医の先生か医療ソーシャルワーカーからご紹介いただくことが最も早く確実な入院方法かと思いますので、まず主治医の先生に申し出ていただくのが良いと思います。直接当院の総合相談・地域支援部にお問い合わせいただいても結構です。

回復期リハビリは早く始めるほど高い効果が得られることがわかっていますので、急性期病院からの紹介をお受け次第できるだけ早く入院していただくようにしています。
「早期入院・早期リハビリ・高い効果」をめざし、なるべく入院された日からリハビリを始めていただくようにしています。

リハビリテーション専門の医師がいるのでしょうか?

はい。リハビリテーション専門の医師が在席しております。
当院にはリハビリテーションの指導医(専門医を育成できる資格)・専門医等の資格を持つ資格取得者が中心となって、脳神経外科・整形外科・内科・神経内科等の専門医で構成される「リハビリテーションに特化した専門医集団」が在籍しております。

その他にどのような分野の医師がいるのですか?

それぞれの疾患に対しては、

  • 脳神経の病気については、脳神経外科専門医・神経内科指導医(専門医)
  • 骨折などの運動器系の疾患については、整形外科専門医
  • 内科的な病気については、内科認定医

というようにそれぞれの領域を専門とする医師が在席しております。

入院について

入院には寝泊まりする付き添いが必要ですか?

家族の方が寝泊まりをする付き添いは原則として必要ありません。

入院中、休日もリハビリはあるのでしょうか?

はい。あります。
リハビリで得た機能や能力の維持・向上のために、当院では365日、休日・祝日・年末年始もリハビリを実施しています。

せっかくリハビリをしても、
病棟に戻ったら寝てばかりで効果は上がらないように思うのですが?

療法士がリハビリをする時間は、国がそれぞれの疾患により最高1日2~3時間までと決めています。
1日8時間の睡眠として残りの13~14時間をどのように過ごすかが非常に大切です。
リハビリ訓練以外の時間にも、できるだけ「元の生活に戻れるよう」という目標で病棟生活の中でいろいろな練習に力を入れています。

脳卒中の後遺症で嚥下障害があるのですが大丈夫ですか?

はい。大丈夫です!
リハビリテーション科専門医と言語聴覚士と管理栄養士などがチームを組んで、
嚥下機能の検査や嚥下訓練や摂食指導など専門的な治療を行います。

退院前には家の改修や介護のことなど色々な心配事がありますが、相談はのってもらえますか?

退院後のご相談は、医療ソーシャルワーカーを中心とした専門スタッフが細やかに対応します。
家の改修などの必要に応じて、専門の担当スタッフが相談にのります。
また、介護保険や福祉サービスなどのご不安なことについては、医療ソーシャルワーカーが対応いたします。

自分の家に帰れる人はどのくらいの割合ですか?

当院の在宅復帰率は概ね80%程度です。この数値は全国的にみても高いレベルです。
一人でも多くの患者さんが住みなれたご自宅へ帰っていただくことを目指しています。

※入院した人のうち自宅等への退院ができた人の割合を「在宅復帰率」といいます。

もし自宅に帰れない状態のときは、施設などを紹介してもらえますか?
家族が探すのでしょうか?

転院先などは専門の医療ソーシャルワーカーが責任を持ってご相談にのります。
ご家族が探される場合も協力させていただきます。